きのPのサイケなリズム

アニメ、音楽、人生の話いろいろ

とりあえずこれ聴いてほしいバンドリ楽曲10選

どうも。きのぴです。

 

みなさんはBanG Dream!バンドリ!)」というコンテンツをご存じでしょうか。

2015年よりブシロードの手によってスタートしたメディアミックスプロジェクトで、ゲーム、アニメ、楽曲、リアルライブと幅広い展開を行っているコンテンツです。

 

現在はスマホアプリバンドリ!ガールズバンドパーティ!(通称ガルパ)のヒット、年に数回行われるリアルライブの成功によりかなり知名度が上がってきており、アニメ界隈の方なら一度は名前を目にしたことがあるのではと思います。

 

当初は少なかった楽曲も今ではオリジナル、カバー曲合わせて100曲を超えており

ガルパの選曲画面のスクロールが大変なことになってます。

今回は、そんな「バンドリ」楽曲の中から、「バンドリ気になってるけど何から聴いたらいいか分からない...」という人に向けて、各バンド2曲ずつ(オリジナル曲1:カバー曲1)、おすすめの曲を紹介していきたいと思います。選定に際してはなるべく音源入手しやすいものを選んでますが、筆者個人の嗜好も存分に含まれてますのでご了承ください。

 

 

はじめに

 まず最初にバンドリのカバー曲についてお話しておこうと思います。これに関しては今でも賛否両論あると思っていまして、バンドリを知らない人が、自分の好きな曲がカバーされているのを見て、良い印象を持つか悪い印象を持つかも様々だと思います。私は、バンドリのカバー曲については、本家の曲をより多くの人に知ってもらうことができるという点、本家とは違った曲の楽しみ方ができるという点で、とても良い印象を抱いています。しかしやはり、「本家を超えるカバーはありえない」「本家を汚されたくない」という考え方の人も、もちろんいてしかるべきでしょう。これについてはどちらが正しいというわけではなく、聴きたくなければ聴かなければいいし、好きなら好きで楽しめばいい、という至ってシンプルな話です。

 ただ、バンドリのカバー曲にはかなりクオリティの高いものが多く(そうでないのもありますが)、「どうせ客引き目当てでしょ」という人にも一度は聴いてみてほしいなと私個人は思います。

 

 オリジナル曲についても少し。

 

 逆に、ガルパのカバー曲目当てでバンドリの世界に入り込んではみたものの、オリジナル曲は全然聴く気がない、という人もいるのではないでしょうか。特に曲数の増えたここ最近では、まさに「何から聴いたらいいかわからん」状態になりやすいと思います。

 バンドリのオリジナル曲は、各バンドごとの個性が強く出ていて聴く人を飽きさせませんし、なによりリリースされるペースがめちゃくちゃ早いので、「新曲まだか…」という状態にもなりにくいです。

 私自身も最初はカバー曲が目当てでガルパをインストールしましたが、徐々にオリジナル曲のクオリティの高さに惹きつけられ、現在では新譜は必ずチェックするようになりました。カラオケでもよく歌います。

 

 前置きが長くなりましたが、この記事が、一人でも多くの人にとってバンドリの音楽に触れるきっかけになれば良いなと思います。

Poppin' Party

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 1000回潤んだ空

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音源入手しやすい曲を、と言っておきながらいきなりシングルのカップリング曲を持ってきてしまいました。しかし筆者的に、この曲を抜いてはポピパは語れません。

 

この曲は「ときめきエクスペリエンス」のカップリングに収録されています。カップリングでありながらその壮大な曲展開と、力強いサビのメロディーで、ポピパの曲の中でも一二を争う完成度の高い曲です。

 

最初はピアノだけから始まり、ギター、ベース、ドラムとどんどん楽器が増えていってそして主サビを迎えるという超エモい曲展開がクセになります。

 

ゲームサイズだとその良さがほとんど生かされていないので、ぜひFullを聴いてほしい一曲です。

 

 

 

夏祭り (カバー)

 

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 言わずと知れた夏の鉄板ソング。鉄板過ぎてすでに多くのカバーがされており、カバーに敏感な人でも触りやすいのではないかと思います。

 

 Poppin' Partyには「夏色SUN!SUN!SEVEN!」「夏のドーン」など夏をイメージさせる曲が多く、またバンドのイメージ的にも「さわやかさ」が売りでもあると思うので曲との相性がめちゃくちゃ良いです。ボーカルの戸山香澄、もとい愛美さんの伸び伸びとした歌声も存分に生かされているのでこれはぜひ聞いてほしい。

 

 ただしFullはまだ出ていないので、ゲームでしか聴けません。残念。

 

Roselia

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ONENESS

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Roseliaの4thシングル。Roseliaの曲はどの曲聴いても「あ、Roselia」って感じなので一曲挙げるのが難しかったですが、私としてはこのONENESSを推します。

 

シンセがっつりの盛大なイントロ、ハイハット裏打ちサビ、とキャッチーが科学されまくっており、ライブの盛り上がりがエグイです、この曲がハマればたいていのRoselia曲はハマるんじゃないかと思います。

 

また同時に収録されているDetermination Symphonyもなかなかブチ上がる曲で、脳のドーパミンを活性させたい方はこの4thシングルは非常におすすめです。

 

 

ONENESS(通常盤)

ONENESS(通常盤)

 

 

 

魂のルフラン(カバー)

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これもまあ知らない人はいないであろう鉄板アニソン。

 

原曲をかなりいじってバンドアレンジしていますが、これが意外にもカッコよく決まっており、かつ本家のイメージもそこまで崩れていないので、非常に聴きやすいです。特にサビのドラムが印象的で、これ声優が演奏すんの!?ってぐらいすごいことやってます。

 

こちらはバンドリ!カバーコレクションという、カバーだけを集めたアルバムのVol.1に収録されているのでぜひお手に取ってみてください。

 

 

Afterglow

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Scarlet Sky

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Afterglowの真骨頂といえばギターのモカちゃんがおおせの通り、「エモい~」ところだと思います。エモーショナルということですね。この曲はまさにその「エモ」を詰め込んだ曲であり、、またバンド名の由来でもある「夕焼け」がテーマで歌詞にも多用されており、バンドを代表する一曲だと思います。

 

声優のキャスティングをここだけ豪華にしすぎたせいで、ほかのバンドより曲数が少ないアフロですが、曲のふり幅は意外にも広く、Hey-day狂騒曲やCOMIC PANIC!!!など個性的な曲もあるので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

 

 

 

ロストワンの号哭(カバー)

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ボカロ曲のカバーないし歌ってみたは、歌う人の表情付けによって印象が大きく変わるのが特徴のひとつです。この曲はAfterglowのボーカル、美竹蘭のキャラと非常にマッチしていて、また声優の佐倉綾音さんの声に含まれる「刺々しさ」と攻撃的な歌詞の相性がよく、とても良いカバー曲チョイスだったと思います。

 

 佐倉綾音さんはとくにソロでアーティスト活動をされている方ではありませんが、アスノヨゾラ哨戒班やロストワンの号哭を難なくカバーされているのを聴くと、その歌唱力、声域の広さに驚かされます。

 

 またサウンド自体も本家よりもベース、ギターの主張が激しく、ほんとにカッコいいカバー曲です。

 

こちらはカバーコレクションVol.2に収録されております。

 

 

Pastel*Palettes

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しゅわりん☆どり~みん

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「あちゅい~~」

 

Pastel*Palettesの記念すべき1stシングル。これでこのバンドの方向性がほぼ固まったと言っても過言ではない曲。The王道のアイドルソングといった感じを出しつつ、電波ソングとしての要素も併せ持ち、非常に個性強めな曲です。

 

Vo.丸山彩の声優の前島亜美さんはもともとアイドルをされていた方ですが、そのふわっとしていながらどこかクセのある声はハマると抜け出せない危険性を秘めており、これがパスパレ人気の要因の一つだと思います。

 

パスパレの曲はとてもポップなシンセ音色の印象が強く、アイドルソングを好んで聞かれる方ならとても親しみやすいのではないかなと思います。

 

 

しゅわりん☆どり~みん

しゅわりん☆どり~みん

 

 

ハッピーシンセサイザ(カバー)

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ボカロで知らない人はいないであろう名曲中の名曲。

 

個人的にこの曲はバンドリ全体を見渡しても、バンドと曲の親和度が一番高いカバーなのではないかと思っています。

 

本家で使われる音色と、パスパレの得意とする音楽性が合致しているのも要因ですが、前島亜美さんの声がボーカロイドのような無機質性も秘めているのもこの曲のクオリティに貢献していると思います。 

 

正直人間が歌っているという点を除けば、本家と比べても全く遜色がないです。

 

パスパレのカバーはボーカルの歌唱が非常に安定していて、なにより丸山彩がかわいい。曲だけとは言わず、ぜひパスパレの紡ぐストーリーにも触れてみてほしいと思います。

 

こちらもカバーコレクションVol.2に収録されてます。

 

ハロー、ハッピーワールド!

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ゴーカ!ごーかい?ファントムシーフ!

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このごちゃごちゃした感じ。まさしくハロハピ。

 

ハロハピの2ndシングルです。とにかく賑やかな曲で、合いの手・コーラスも楽しく、ハロハピの曲の特徴を体現しています。

 

ハロハピは5バンドで唯一DJをメンバーとしているバンド(という設定)なのもあって音の情報量が多く、また方向性としては「ハッピー!ラッキー!スマイル!」を掲げており、聴いていると元気が出る曲が多いです。

 

Vo.弦巻こころの声優、伊藤未来さんもこれまたクセのある声をされており、Pyxisやソロ名義での活動、アイドルマスターなどですでにご存じの方もいらっしゃると思います。ハロハピでの彼女はまた一味違った歌い方をされているので、みっくファンは必見。

 

 

 

Dragon Night(カバー)

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原曲は有名なSEKAI NO OWARIです。ドラゲナイの名称で有名ですね。

こちらのカバーですが、ハロハピ自体、セカオワをモチーフとしている節があり(変な外見のDJがいる、など。)満を持してのセカオワカバーという感じです。

 ただ、完全に原曲ブレイカ

原曲どうしたってぐらいイメージがガラッと変わっています。しかしこれがハロハピのカバーの特徴で、どんな曲をカバーしても自分たちのものにしてしまうのが強みです。

 

原曲至上主義の人はとっつきにくいかもしれませんが、カバー曲のチョイスが絶妙なので、もし気になったらぜひ他のも聴いてみてほしいです。

 

この曲もカバーコレクションVol.2に収録されています。

 

 

いかがでしたしょうか。カバー曲に関しては紹介したカバーコレクションというアルバムをまずはチェックしてみるのがよいと思います。またPoppin' PartyとRoseliaからはアルバムも出ています。ぜひお手にとってみてください。

 

今回は紹介していないRaise a suirenというバンドについてですが、これはまた別の記事にて紹介させて頂きたいと思います。

 

それではこの辺で。